記号なしパスワード生成(英数字のみ)
記号を使えないサイトや業務システム向けに、英字と数字だけのパスワード候補を作成します。文字数と除外文字を調整でき、生成処理はブラウザ内で完結します。記号なしの分は、十分な長さで強度を補うことが重要です。
記号が使えないサイト向けに、英字と数字だけで作成します。
このツールはブラウザ上で動作します。生成したパスワードは保存・送信されません。
記号なしパスワードが必要になる主なケース
古い業務システム・社内システム:入力フォームによっては記号を受け付けなかったり、特定の記号(引用符やバックスラッシュなど)でエラーになる場合があります。
Excel・VBA関連:Excelのシート保護やVBAプロジェクト保護は、版や環境により文字の扱いが異なる場合があります。英数字に絞ると互換性は高めやすい一方、これらの保護はファイル暗号化とは目的が異なります。
暗証番号・PINコードの代替:数字だけの暗証番号よりも強度を高めたいが、記号までは使いたくないという場合にも適しています。
記号なしでも安全なパスワードを作る条件
エントロピー計算:英数字62文字 vs 記号込み94文字
英大文字26 + 英小文字26 + 数字10 = 62種類の文字候補から16文字を選ぶ場合、エントロピーは約95ビット(log2(62^16))です。一方、記号を含む94文字から12文字を選ぶと約79ビットとなり、16文字の英数字のほうが強度が高くなります。つまり、記号を使わなくても文字数を長くすることで同等以上の強度を確保できます。
NIST推奨:文字種より長さが重要
米国国立標準技術研究所のNIST SP 800-63Bでは、パスワードの強度を決める主要な要素は長さであり、複雑さの要件(大文字・小文字・数字・記号の強制)は推奨されていません。ユーザーが長いパスワードを選べるようにし、既知の漏洩データベースと照合してブロックする方が効果的とされています。
推奨設定:最低16文字、可能なら20文字以上
記号なしの場合、最低でも16文字、重要なアカウントでは20文字以上を推奨します。当ツールでは似た文字(I(アイ)、l(エル)、1(イチ)、O(オー)、0(ゼロ))を除外するオプションもあり、印刷物からの手入力時のミスを減らせます。
詳しくは安全なパスワードの条件と強度計算をご覧ください。
システム互換性と銀行の記号制限
SQLインジェクション対策での記号エスケープ問題
古い業務システムや連携先で文字制限が残っている場合があります。ただし、SQLインジェクションを避けるために入力文字を禁止するのは根本対策ではありません。サービス側はパラメータ化クエリ、適切なエンコード、入力検証を実装し、利用者は公式の文字要件に従ってください。
Excel・VBAの文字コード制限
Excelのシート保護パスワードやVBAプロジェクト保護は、ASCII範囲外の文字や一部の記号で予期しない動作をすることがあります。特にExcel 2003以前の古い形式(.xls)との互換性が必要な場合、英数字に限定すると問題を避けやすくなります。ただし、Excelパスワードの安全性で説明するように、シート保護は容易に解除できるため、重要ファイルにはファイル暗号化を使用してください。
銀行システムで記号が制限される理由
銀行のログインパスワードや暗証番号の要件は金融機関・サービスごとに異なり、全銀協の名称だけから一律には判断できません。登録前に各金融機関の公式案内を確認してください。銀行パスワード要件では確認時点の公式情報を整理しています。
対応記号の一覧と選択基準
記号の許可範囲はシステムごとに異なります。「<」「>」「&」「"」「'」などの扱いも実装と入力経路で変わるため、一般的な安全記号リストとして断定せず、公式要件を確認してください。互換性を優先する場合は英数字のみを選べますが、記号を削った分は長さで補い、サービスの上限内で設定します。
使い方
1条件を設定する
文字数や使用する文字の種類を選択します。必要に応じて「頭文字の指定」や「追加で除外する文字」も設定できます。
2パスワードを生成する
画面を開くと自動で1件生成されます。新しいパターンを作る場合は「もう一度生成」ボタンを押します。
3コピーして利用する
「コピーする」を押すとクリップボードにコピーされます。スマホなど別端末に渡したい場合は「QRコードを表示」をオンにします。