危険なパスワード1:単純すぎる文字列
「123456」「password」「qwerty」といった単純な文字列は、攻撃者が真っ先に試す候補(辞書攻撃)に含まれており、瞬時に破られます。対策:当サイトの生成ツールでランダムな文字列を作成し、意味を持たない組み合わせを使いましょう。
危険なパスワード2:個人情報に基づく文字列
誕生日、電話番号、ペットの名前などは、SNSなどから比較的簡単に推測される可能性があります。対策:個人と結びつく情報は一切含めず、完全にランダムな文字列を使用しましょう。
危険なパスワード3:複数サービスでの使い回し
あるサービスからIDとパスワードの組み合わせが漏洩し、それを別サービスへ自動的に試す攻撃は「パスワードリスト攻撃(クレデンシャルスタッフィング)」と呼ばれます。これは、1つの認証画面で多数の候補語を試す辞書攻撃とは異なり、使い回しが主な成立条件です。対策:サービスごとに異なるパスワードを設定し、パスワード管理アプリで一元管理しましょう。当サイトの一括生成ツールなら、サービスの数だけ異なるパスワードを一度に作成できます。
間違い4:理由のない定期変更だけに頼る
漏洩や不正利用の兆候がないのに短期間の変更だけを強制すると、末尾の数字だけを変えるなど予測しやすい更新を誘発することがあります。反対に、漏洩した値を放置するのは危険です。対策:サービスから漏洩報告があった、不審なログイン通知を受けた、共有者が変わった、弱い値だと判明した場合に変更します。詳しい判断はパスワードの定期変更が必要な条件を参照してください。
【実例】危険な暗証番号(PIN)パターン一覧
4桁の暗証番号(ATM・スマートフォンのロック画面など)は、組み合わせが1万通りしかないため、パスワード以上に「パターン」の危険性が高くなります。当サイトのPIN生成ツールは、生成した数字が以下のパターンに一致した場合、自動的に判定して作り直す仕組みになっています。実際に組み込まれている判定ロジックの一部を紹介します。
| パターン | 具体例 | 危険な理由 |
|---|---|---|
| 同じ数字の繰り返し | 0000, 1111, 7777 など | 攻撃者が最初に試す候補の代表例 |
| 連続した昇順・降順 | 1234, 4321, 2345, 6543 | 押しやすさから使われがちで推測が容易 |
| 先頭・末尾の定番数列 | 0123, 9876 | 実在の漏えいデータでも上位に頻出 |
表の具体例は、当サイトが除外する代表的なパターンを示すもので、利用者全体の頻度ランキングではありません。単純な候補を避けても4桁は10,000通りしかないため、試行回数制限や端末ロックが前提です。当サイトのPIN生成ツールは、こうした代表的なパターンを除外して数字を選び直しますが、無制限試行に耐える長いパスワードの代替ではありません。
間違い5:メモの管理が不適切
付箋やノートに書いたパスワードを他人の目に触れる場所に置いてしまうケースも少なくありません。対策:日常利用は暗号化されたパスワード管理アプリを基本にします。復旧コードなどを紙で残す場合は、見える場所へ貼らず、封筒や耐火金庫などアクセスを管理できる場所へ保管します。
すでに使っているパスワードが心配な方へ
上記の例に心当たりがある場合は、サービスやパスワード管理アプリの漏洩チェックを確認し、使い回しを解消してください。パスワード強度チェックでは文字構成の理論値を確認できますが、実際の重要パスワードではなく特徴を再現したサンプルの入力を推奨します。当サイトは入力内容をサーバーへ送信しませんが、端末や拡張機能のリスクまでは防げません。
不正ログインの被害事例や対策については、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の不正ログイン対策特集ページでも詳しく解説されています。