パスワード生成ツール
このパスワード生成ツールは、英字・数字・記号を組み合わせたランダムパスワードをその場で作成します。登録・インストールは不要で、生成結果を当サイトのサーバーへ送信・保存しません。共有端末では画面表示やクリップボード履歴にも注意してください。
生成のたびに強度メーターと「総当たり攻撃での解読目安時間」を自動計算して表示するので、「このパスワードは本当に安全なのか」が一目で分かります。用途に応じて5つのモード(標準・記号なし・初期パスワード・覚えやすい・最強)を切り替えられます。
多くのサービスで使いやすい、英字・数字・記号を組み合わせた設定です。
このツールはブラウザ上で動作します。生成したパスワードは保存・送信されません。
生成方式とプライバシー
- ブラウザ内で生成
- JavaScript の crypto.getRandomValues を使用し、生成処理を端末内で完結させます。
- パスワードを送信しない
- 生成した文字列を当サイトのサーバーへ送信・保存する機能はありません。
- 強度の根拠を表示
- 文字数と文字種からエントロピーを計算し、総当たり攻撃に対する目安を表示します。
実装の詳細は乱数・偏り対策・ローカル処理の技術資料、計算方法は安全なパスワードの条件と強度計算、運営方針はこのサイトについて、データの取り扱いはプライバシーポリシーで確認できます。
なぜパスワード生成ツールが必要なのか
人間が考えたパスワードには、無意識の規則性やパターンが入り込みます。例えば「password123」「tanaka2024」のように、辞書単語+数字の組み合わせや、誕生日・名前といった個人情報を含むパスワードは、攻撃者が最初に試す候補リストに含まれています。2023年のNordPassの調査では、最も使われたパスワードの上位に「123456」「password」「qwerty」が並び、これらは1秒未満で解読可能とされています。
一方、このパスワード生成ツールが使用するcrypto.getRandomValuesは、ブラウザが提供する暗号学的に安全な疑似乱数生成器(CSPRNG)です。OSやブラウザが管理するエントロピーで初期化され、Math.randomより予測しにくい候補を生成します。文字種をすべて含める設定などの制約があるため、16文字英数字の約95ビットは理想的な候補空間の目安です。実際の安全性は、サービス側の保存方法、試行回数制限、フィッシング対策などにも左右されます。
さらに重要なのは、使い回しの防止です。IPAの調査によれば、日本のインターネット利用者の約40%が複数サービスで同じパスワードを使い回しており、これが「パスワードリスト攻撃」の被害を広げる主因となっています。パスワード生成ツールを使えば、サービスごとに異なる強力なパスワードを瞬時に用意でき、1つのサービスからの漏洩が他のアカウントに波及するリスクを防げます。
5つの生成モードの使い分けガイド
① 標準モード(推奨)
英大文字・英小文字・数字・記号を組み合わせた、最もバランスの取れたモードです。大半のWebサービスに対応し、16文字以上に設定すれば十分な強度が得られます。銀行・証券・ECサイト・SNSなど、一般的なアカウント登録に最適です。記号の使用可否が不明な場合は、まずこのモードで生成し、エラーが出たら「記号なし」に切り替えてください。
② 記号なしモード
英数字のみ(A-Z, a-z, 0-9)で構成し、記号による入力トラブルを避けるモードです。各サービスの公式要件で記号が使えない、または互換性を優先したい環境で活用できます。長さを確保すれば理想的な候補空間を大きくできますが、必要な長さ・文字種は利用先の上限とポリシーを確認してください。詳しくは記号なしパスワード生成ページをご覧ください。
③ 初期パスワードモード
企業の社内システムや学校のアカウント発行など、他人に一時的に渡す初期パスワードの候補を作るモードです。初回ログイン後の変更、期限、失効、配布経路はサービス側で実装・運用してください。読み間違えやすい文字(O/0, I/l/1など)を除外し、記号も調整できます。複数人分をまとめて作る場合は一括生成ツール、運用スクリプトへ組み込む場合はOS別のパスワード生成コマンドも確認できます。
④ 覚えやすいモード
パスワードマネージャーを使わず、頻繁に手入力する必要がある場合の妥協案として、短めで入力しやすい文字を優先するモードです。ただし、強度は他モードより低くなるため、重要度の低いアカウント(テスト環境、フォーラム登録など)に限定してください。セキュリティを重視するなら、このモードではなくパスワードマネージャーの導入を強く推奨します。
⑤ 最強モード
最大128文字まで生成可能で、すべての記号種を含められる高強度候補のモードです。銀行・証券・メールなど重要なアカウントでも、まず利用先が許可する長さ・文字種を確認し、その範囲内で長い候補を選んでください。暗号資産ウォレットのリカバリーフレーズや秘密鍵は専用の公式手順で生成・保管し、このツールに代用させないでください。安全性はサービス側の認証方式、保管、MFA、回復経路などの条件にも依存します。
パスワードマネージャーとの連携方法
当サイトで生成した強力なパスワードは、パスワードマネージャーと組み合わせることで真価を発揮します。16文字以上のランダムな文字列を人間が記憶するのは現実的ではなく、メモ帳や付箋に残すと漏洩リスクが高まります。パスワードマネージャーを使えば、生成したパスワードを暗号化して安全に保存し、必要なときに自動入力できます。
推奨される保存手順
- 当サイトで「標準」モード、16文字以上でパスワードを生成
- 「コピー」ボタンでクリップボードに保存
- パスワードマネージャー(1Password、Bitwarden、Google パスワード マネージャーなど)を開く
- 新しいログイン項目を作成し、生成したパスワードを貼り付け
- サービス名・URL・ユーザー名も合わせて記録
- サービス側でアカウント登録またはパスワード変更を実行
ブラウザの自動生成機能との違い:Google ChromeやSafariにもパスワード自動生成機能がありますが、文字数や文字種を細かく指定できません。銀行システムのように「記号は使えない」「最大12文字まで」といった制限がある場合、当サイトで条件を調整してから生成し、ブラウザのパスワードマネージャーに保存する方が確実です。候補が表示されない場合はChromeのパスワード自動生成の確認手順、保存方法はパスワードマネージャー完全ガイドをご覧ください。
こんな場面で使われています
新しいサービスへの会員登録
ネットショッピングやSNSなど、新規登録のたびに使い回さないパスワードをすぐ用意できます。
Wi-Fiルーターの暗号化キー設定
ルーターの初期設定やゲスト用Wi-Fiのパスワード変更時に、推測されにくい文字列を生成できます。
社内システムの初期パスワード発行
「初期パスワード」モードや一括生成ツールを使えば、複数ユーザー分の仮パスワードをまとめて用意できます。
重要アカウントの強化
銀行・証券・メインメールなどは、利用先が許可する範囲で長い候補を設定し、MFAやパスキーも併用してください。
強いパスワードとは何ですか?条件を解説
① 文字数は16文字以上を目安に。一様ランダムに生成したパスワードの理論強度は、文字数と候補文字の広さで増えます。人が選ぶ8文字には辞書語や規則性が入りやすいため避け、利用先が許す範囲で16文字以上を目安に長くしてください。実際の耐性は保存先のハッシュ方式や試行回数制限でも変わります。
② サービスごとに別々のパスワードを使う。同じパスワードを複数のサービスで使い回すと、1つのサービスから情報が漏えいした場合に他のサービスへも不正ログインされる「パスワードリスト攻撃」の被害を受けやすくなります。当サイトの一括生成ツールを使えば、サービスの数だけ異なるパスワードをまとめて用意できます。
③ 生成したパスワードは安全な方法で管理する。強力なパスワードを作成しても、見える場所の付箋や平文メールに残すと漏洩経路になります。ブラウザのパスワード管理機能や専用管理アプリへ保存し、重要なアカウントではMFAまたはパスキーも有効にしてください。
権威機関の推奨基準:
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、パスワードをできるだけ長く複雑にし、複数サービスで使い回さないことを推奨しています。
出典:IPA「不正ログイン対策」
米国国立標準技術研究所(NIST)のデジタルアイデンティティガイドライン(SP 800-63B)では、パスワードの長さが強度を決める主要な要素であり、ユーザーは可能な限り長いパスワードを使用することが推奨されています。また、過去の漏えいデータや辞書単語を含むブロックリストと照合し、脆弱なパスワードを防ぐことが重要とされています。
出典:NIST SP 800-63B-4: Appendix A - Strength of Passwords
使い方
1条件を設定する
文字数や使用する文字の種類を選択します。必要に応じて「頭文字の指定」や「追加で除外する文字」も設定できます。
2パスワードを生成する
画面を開くと自動で1件生成されます。新しいパターンを作る場合は「もう一度生成」ボタンを押します。
3コピーして利用する
「コピーする」を押すとクリップボードにコピーされます。スマホなど別端末に渡したい場合は「QRコードを表示」をオンにします。